渡辺 知志
SPECIAL
INTERVIEW

ジェネラリストとしても、
スペシャリストとしても輝く

2008年入局 渡辺 知志 WATANABE Satoshi

私が呼吸器内科を選んだ理由

呼吸器内科は「内科らしい」内科だと思います。
患者さんから病歴を聴取し、聴診を行い、呼吸機能や画像から総合的に病態を把握し、診断していくプロセスに魅力を感じました。
また医局の先生方はみな優しく、アットホームな雰囲気に惹かれ、入局を決めました。

研究を始めたきっかけは?

臨床現場では未解決な課題が山積みです。特に肺線維症は予後が悪く、診断法や治療法が限られており、研究の必要性を強く感じました。
まずは大学院で研究を行い、卒業後はさらに研鑽を積むため留学しました。帰国後も、臨床の傍ら研究を続けています。

留学経験についてお聞かせください

2017-2020年に米国Northwestern大学の呼吸器・集中治療学教室に留学しました。Northwestern大学はイリノイ州のシカゴにある大学です。そこで肺線維症におけるマクロファージの役割について研究しました。国際色豊かなラボで、様々な文化や考え方に触れることができ、私の人生の中でまたとない貴重な経験となりました。
海外留学に興味のある先生はぜひ挑戦してください。私たちも皆さんをサポートします!

学生、研修医、専門医を目指す先生へのメッセージ

呼吸器内科は社会的にもニーズが非常に高く、様々なジャンルに富んだ領域のため、ジェネラルな視点が求められます。
一方で難病疾患や希少疾患も多く、専門的な能力も必要です。ジェネラリストとしても、スペシャリストとしても輝くことのできる分野だと思います。
ぜひ一緒に呼吸器内科をしませんか?

2022年10月 掲載

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