大倉 徳幸
SPECIAL
INTERVIEW

呼吸器疾患患者の多さ、
専門医の少なさに感じた使命。

2001年入局 大倉 徳幸 OHKURA Noriyuki

私が呼吸器内科を選んだ理由

私が医師になった頃は、卒業直後に医局に入るケースがほとんどでした。 学生時代から内科医になろうと決めていたため、卒業後間もなく旧第3内科(血液・呼吸器内科)に入局しました。
その後の研修先での経験から呼吸器疾患に興味を持ち、呼吸器内科医を目指しました。
また呼吸器疾患をもつ患者は多いにもかかわらず、専門医が少ないということが分かり、そこに使命を感じたのも呼吸器内科を目指した理由の一つです。
結果的には「医局」という組織に入ったことで、私は様々な出会いと経験、学びを得ることができました。

留学経験についてお聞かせください

医師になった当初は、海外留学の希望はありませんでした。
しかし大学院での研究と国際学会を経験するうちに、友人の勧めもあり、海外留学を目指すようになりました。
そして、2015年~2016年にMayo clinic (ミネソタ州ロチェスター)のAllergic Research Laboratoryに留学することができました。
そこでは真菌アレルギー、IL-33をテーマに研究しました。慣れない海外生活でしたが、周囲の方にいろいろと助けていただきながら、充実した1年半の日々を送ることができました。
いまでも大切な思い出であり、様々な活動のモチベーションとなっています。
海外留学に興味のある若い先生方は、早くから相談と準備(とくに英会話)をお勧めします。 留学は、仕事に限らず様々な面で貴重な経験となり、自信に繋がるはずです。

2022年11月 掲載

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