加瀬 一政
SPECIAL
INTERVIEW

研究・診療・プライベート。
バランス良く過ごせる医局。

2012年入局 加瀬 一政 KASE Kazumasa

私が呼吸器内科を選んだ理由

私が医者を志した理由にも通じていますが、気管支喘息などのアレルギー疾患が身近にあり、困っている人を助けたいという思いがありました。
内科を選択したのはなんとなくという部分が大きいですが、学生実習や初期研修で感染症や腫瘍なども含め、様々な分野に関わることが多く呼吸器という分野への興味は変わらず在り続けたことが大きいです。
入局を考えたときに、雰囲気が良さそうだったことも気持ちが変わらなかった理由です。

大学院での研究の様子は?

私は現在、大学院生として研究も行っています。びまん性肺疾患の分野で、疾患モデルマウスを用いて研究しています。当科では少人数の領域ではありますが、和気あいあいと、相談や指導を受けたりなどしています。
ちなみに、現在の研究テーマを選択した理由は、これまで診療に携わった中で、病態の解明や治療法の開発が最も必要な分野と感じたからです。

ライフイベントとのバランスはいかがですか?

一言で言えば、割とバランス良く過ごせているかなと思います。特に、子どもが生まれてからの診療・研究と、子育てなどプライベートとのバランスについては、周囲の皆様のご協力(+働き方改革も?)のおかげでなんとか無理なくできていると思います。家での子どもと関わる時間の他、保育園への送迎などしています。

学生、研修医、専門医を目指す先生へのメッセージ

呼吸器内科は、アレルギー疾患、腫瘍、膠原病、感染症、循環器疾患など様々な分野が関わっている領域です。最近では、悪性腫瘍に対する免疫療法が様々な診療科で使用されるようになり、さらに関わりが増えています。
また、プライマリーの領域でも役立つ知識が身に付けられます。専門領域を選択するに当たっては、その領域に対する興味が最も大事だと思います。
実習や研修を通して、興味を持ってもらえる分野ではないかと思います。

2022年10月 掲載

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