高戸 葉月
SPECIAL
INTERVIEW

心分かち合える人達を大切に、
医師としての仕事に挑戦。

2001年入局 高戸 葉月 TAKATO Hazuki

私が呼吸器内科を選んだ理由

全身管理ができる科ということから、内科系を考えていました。 呼吸器内科の医局や先輩方が和やかで親身である雰囲気があったこと、女性の先輩医師が多かったことも理由の一つです。
入局後から様々な呼吸器疾患を学びました。内科診断学、画像診断学、呼吸生理、気管支内視鏡、多岐にわたる疾患へのアプローチと考察が出来、各分野での治療の進歩があり、大変面白い分野です。

ライフイベントとのバランス

入局後は研修、勤務に邁進するわけですが、自分の場合は出産を契機にペースダウンせざるを得ませんでした。
その場合も医局が相談に乗ってくれ、周囲の配慮もして頂きながら、可能な勤務形態の中で続けています。
イベントの内容もそれぞれですし、許容範囲についても個人差はあるでしょう。呼吸器内科は、忙しい科ですが、バランスも取りやすい面があると感じます。

入局して良かった点

呼吸器内科の医局は皆が助け合うのが当然という雰囲気があり、働く上でも良いモチベーションになります。
やはり、困ったときに頼れる先輩、後輩がいたことでしょうか。
研鑽できる機会も多く、希望である呼吸器内科医として勤務できていること、一般内科の基礎を学び、専門として呼吸器内科学を学び、大学院で実験をする機会も得たことなど、多くのメリットがあります。

女性医師へのメッセージ

多くの女性にとって、結婚や出産、育児(予期しない病気も含め)など、ライフイベントによる生活の変化は大きいです。
背景は様々で、正解はありませんが、あまり恐れることなく、踏み出す気持ちも大切かと思います。
辛いことも楽しいこともあります。心を分かち合える医師仲間、家族、友人を大切に、医師としての仕事に挑戦してほしいと思います。

2022年10月 掲載

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